ピンクのチューリップ

花言葉は「思いやり」

ジャニオタを隠して生きる女の悩みを聞いてほしい

 

まぁタイトルの通りなんですけれども。

私は自分がNEWSのファンであることを隠して生きています。両親を除いて、ほとんど全ての知人が私がジャニオタであることを知らない(はず)です。

流石に親には隠し通せないと思って諦めましたけど、ジャニーズ嫌いな母親にNEWSのファンクラブに入りたいと打ち明けた時のドキドキは忘れられません。

その時の話はまた別の機会にするとして、

とにかく私はNEWSのことを好きだということを隠し通し、墓場まで持っていくという心構えで日々オタ活を営んでいるのです。

 

ちなみに皆さんはどうですか?

完全にオープンにしてる人もいれば仲の良い人にだけ伝えてるっていう人もいますよね。

でも私みたいに誰にも打ち明けていないという人はかなり少数派なんじゃないかと思います。

いたらこっそり教えて下さい。握手を交わしましょう。

 

オタクをオープンにしている人からすれば、私みたいにコソコソしてる人は「変わった人」に見えるかもしれないです。

なんで隠してるの?好きなら好きって言えばいいじゃん!って思われるのでは。

 

 

いや本当にその通りです。

 

 

そうですよね。

別にジャニオタなんて珍しいものでもないし、恥ずかしいことでもないのになんで隠す必要があるのかって思いますよね。私も思います。

 

だけどこれにはそれなりの理由がいくつかあるんですよ。

秘密をかかえて生きるのってしんどいし苦しくなるし、どうせいつかバレるんじゃないかってヒヤヒヤするし、ならいっそのこと全部打ち明けたら楽になるかなって思うこともあるけど、それがなかなかできなくて。

 

今日はそんな女の悩みを聞いてほしくてこの記事を書き始めました。

 

できるだけ重い話にならないよう気を付けるので、軽い気持ちで読んでやって下さい。世の中にはこんな人もいるんだなぁ…って笑ってもらえたら嬉しいです。

 

 

 

私がNEWSにハマり出したのは高校1年生の時。

当時はあまり見ていなかったイッテQをたまたま見ていて、それがちょうどシャッフルスペシャルのニップレスゆうや回だったんですよ。初めましての手越くん、こっちにケツ突き出してましたからね。なんて突飛な出会いなんでしょう。でも当時、私の中で手越くんと言えば山Pがいたジャニーズのグループのかわいい子っていうイメージで止まってたんです。だから(え!?手越ってこんな人だっけ?)って興味が湧いてきて色々と調べ始めたのがきっかけです。

 

この時に言えば良かったんです。

学校の友達に「最近NEWSの手越くんにハマってて〜」ってね。

でも言えなかった。理由は2つあります。

 

 

1つは私がジャニーズを好きになるようなタイプじゃなかったことです。

 

今思えば、じゃあジャニーズを好きになるようなタイプってなんだよって感じですね。この世の全ての女の子にジャニオタになる可能性はあるというのに。

でもいるじゃないですか、クラスの中心的な存在で明るくて男子とも仲のいい女子。

当時の私はそういうカースト上位の女子しかジャニーズを好きにならない、なっちゃいけない、と本気でそう思ってたんです。あほですね。

ちなみに私はというと、生粋のラブライバーで、少年漫画や青年漫画が大好きで、乃木坂のかわいい女の子達が大好きなオタク。クラスの男子とは緊張してまともに話せないしめちゃくちゃ大人しくて声がとにかくちっちゃい。今振り返ってみても、リアルの男の人、しかもジャニーズのアイドルを好きになるタイプにはとても見えなかったと思います。

だから、自分のキャラ的にジャニーズにハマってしまったなんて言えなかったんです。

 

しかも考えてみてください。

 

よりによってあの手越祐也ですよ?(こら)

世間一般的にはチャラ男ナルシストアイドル芸人として名を馳せているあの手越祐也のことを好きになったと告白するのは当時の私にはハードル、いやドルハーが高かったんです。

ほんとごめんね手越くん、あなたが優しくて真面目で努力家でめちゃくちゃ可愛いということはちゃんとわかってるよ。

 

今でも鮮明に覚えているんですけど、お昼休みの時間にNEWSのSEVEN COLORSが流れたことがあって、友達が「これなんか聴いたことあるな〜!なんやっけ!」って言った時に、「えーなんやろ?」って答えたんです私。知ってたのに。しかもジャニオタをカミングアウトする絶好のチャンスだったのに。

 

「これNEWSの曲だよ」

「そうなんや!NEWS好きなん?」

「うん!」

「え、だれのファン?」

「手越くん!」

 

本当はこのやりとりがしたかった…!

 

タイムマシンがあったら私はこの瞬間に戻って全てをやり直したい。

あの時なんで言えなかったんだろう。こんな簡単なことなのにね。めちゃくちゃ好きなのにどうして好きじゃないフリなんかしたんだろう。

別にNEWSを好きなことが恥ずかしいことでもやましいことでも無いのにペラッペラのキャラを守るために嘘をついた自分に嫌気がさして、それと同時にNEWSに申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。元々自己肯定力の低い私がより自己嫌悪に陥った瞬間です。

 

 

それから、私がジャニオタをオープンにできなかったもう一つの理由はまだ好きになって間もなかったということ。いわゆるにわかってやつですね。

 

手越くん以外のメンバーについて全然知らなかった上にシングル曲以外はほとんどわからない。過去のライブDVDも履修してないしもちろんJohnnys webも登録していません。ファンクラブはツアー決まってから入ろうと思ってたからまだ入っていません。こんな状態でファン名乗っちゃいかんだろうと思ったんです。

今からもっとちゃんと深くNEWSを知ってファンクラブにも入って過去のライブや曲も全部履修してやっとファンって言えるんじゃないかって。それまでは黙っとこうとしたんです。

 

でもそれじゃダメだったんです。

沼に片足突っ込んだ状態でもいいから好きだと言った方が良かった。黙ってると、どんどん打ち明けるタイミングを失っていくんです。

 

気付いたときにはもう程よく狂った立派なNEWS担に仕上がっていて、あーなんかもう逆に言いづらい!やべぇやっちまった!もう戻れない所まできちまったぜ!的なね。

 

 

結局高校の3年間、私はジャニオタを隠し通すことに成功します。

幸い(と言っていいのかわからないけど)、高校にNEWSのファンが全くいなかったのでライブ会場で偶然知り合いに出会う…なんてこともなかったし、案外余裕でした。

 

 

こうして3年間コソコソすくすくと育ったジャニオタはいよいよ大学生になります。

そして、隠れジャニオタはこう考えます。

(もう隠すのも疲れたし、高校時代の友人もほぼいないし、新しい環境でジャニオタ全開にしちゃお〜!あ〜これで楽になれる!最初に自己紹介とかするよね…?そこで、NEWSが好きです!って言おう…あわよくばオタク友達もできちゃうかも…!)

 

こんな感じでルンルンしてた隠れジャニオタですが、ある日事件が起きます。

大学始まってすぐのこと。

ある1人の子(Aちゃん)がもう1人の嵐担らしい子(Bちゃん)と話してるのが聞こえてきました。

 

A「最近NEWSにハマってて〜」

(おっ!?まじ?後で話しかけようかな!)

B「えーなんで今NEWSなん?」

(ん…?おや…?)

A「ファンクラブ入るか迷ってんねん」

B「誰が好きなん?」

A「まっすー!」

B「まっすーか!まっすーは翔くんと仲良いから好き!」

A「うん!私まっすーしか興味ないから!」

 

 

 

そっちのタイプかぁーーーーーー!!!!

 

 

いやいいのよ?1人だけ好きなのはぜんっぜんいい。そういう人もいるよね。別に4人全員好きになる義務はないし、別にいいのよ。いいんだけどさ?私めちゃくちゃ話しかけようとしてたよ…?あっぶな!ここで私が話に入っていって手越担です☆って言ったらめちゃくちゃKYじゃん!だってAちゃん手越くんに興味ないんでしょ…?しかもなんかBちゃんに関してはNEWS自体好きじゃなさそうじゃね…?お互い気遣うのは良くない!やっぱ言うのやめとこ…!これはアレだ!方向性の違いってやつだ!!!!

 

 

てな感じで結局また言いそびれたんです。

人が少ない学部だから毎日AちゃんBちゃんと顔合わすし、いつも一緒にご飯食べたり隣で授業受けたりする友達がBちゃんと仲良いから結果的に私もたまにBちゃんと話すし、そうなるとAちゃんと会う機会も自然と増えますよね。

 

はい詰んだ。もう絶対言えないルート入ったよ。ここからどうしたらジャニオタ全開にできるってんだ。もうやだよ…

 

しかも最悪のタイミングで最悪の出来事が起きちゃうんですよね。不幸は重なるってまさにこのこと。

 

あまり思い出したくないんですけど、去年の夏のことですよ…慶ちゃんシゲちゃんのあの件と、その後手越くんがやらかしたアレです。

濁しすぎて何の話してるかわからんという方は「手越 嵐」で検索してください。できればしないでほしいけど(どっち)

 

 

もうね、Bちゃん激おこぷんぷん丸ですよ。

B「手越ほんまにありえん!大嫌い!NEWSどうなってんの!?」

A「そうやなー。でもまっすーはいい子やで…!」

B「ほんまにまっすー可哀想!てか手越のこと好きな人の気持ちがわからん!」

 

 

 

グサッ…!!!!

 

あー今思い出しても泣きそう。

Bちゃんの気持ちもわかる。Aちゃんの応援の仕方も間違ってるとは言えない。こういうのってそれぞれの価値観だから。

だけど私は手越くんが大好きで、NEWS4人が大好きだという気持ちを心に秘めているから胸が締め付けられるような思いでした。

でもAちゃんもBちゃんも私が手越くんのこと好きだって知ってたらそんなこと大きな声で言わなかった思う。流石にそんな子じゃないと思う。

好きだと言えなかった自分が悪い。こんな時でもこれ以上自分が傷つきたくなくて「NEWSが好きだ」って言えない自分が嫌い。堂々と好きなものを好きだと言えない自分が大嫌い。

 

その日は体調悪いって言って1人で泣きそうになりながら帰ったのを覚えています。

Twitterを介して知り合った友達に話を聞いてもらって慰めて貰いました。すごく優しくしてくれて、「のあは悪くないよ、頑張ったね」って言ってくれて、それでもっと泣いちゃいました。

 

 

でもこのことがきっかけで逆に開き直って、こうなったらまた4年間隠し通してやろうじゃないか。これはゲームだ!と思うようになりました。自分の好きな人を嫌いだという人にわざわざ打ち明ける必要ないんじゃないかって。

NEWSを好きになってTwitterを始めてから色んな人に出会って一緒にライブにも行けるくらい仲良くなれて楽しいオタクライフを送っています。そんな楽しい時間に日常生活の嫌なことが入り込まない方がいいんだって前向きに捉えるようになりました。

 

慶ちゃんがライブで「嫌なこと忘れようぜ!明日から頑張れるか!」って言ってくれる時、私は毎回学校でオタクを隠してることが頭をよぎります。

別に大学がめちゃくちゃ嫌ってわけじゃなくて、普通に友達もいるし普通に楽しいんですよ?でもNEWSのライブ中やNEWS担に会う時だけは普段の私が誰にも見せないもうひとつの姿を出せるんです。日常から離れた魔法の国に来たような感覚。それが癖になってもうやめられなくなるんです。

 

普段はジャニオタのジの字も感じさせない大人しい女の子がオフの時はオタク全開の手越担で口癖のように「手越くんかわいい」って言ってるなんて面白いでしょう?この秘密は絶対にバレてはいけないんですよ。楽しくないですか?

 

秘密はいつか絶対バレるとかよく言うけど、今のところバレてなさそうです。

これからもバレない自信はあります。

大学では極力Twitterは見ないようにしてるし、待受とかもNEWSじゃないものにしてますから。たまーにカメラロールにえっちなコヤマスがチラ見えしてヒヤッとすることもあるけど恐らく大丈夫。城ホールや京セラドームに行く時は知り合いに会う可能性が高いので、いつもと雰囲気の違う服と髪型にしてマスクつけて会場に向かってます。メイク崩れるとかこの際どうでもいい。カウコンにAちゃんが来るという話を聞いて身震いしてたのも今ではいい思い出です。Aちゃんは遠征するほどのファンではなさそうだから遠征時は結構私油断しちゃってるけどこれからは気をつけなきゃいけないですね。東京ドームでばったり!なんてことがあった日には隠れオタクの名にキズが付いてしまいますから。

 

こんな感じでプロの隠れオタクとして活動している私ですが、もしバレたらその時はその時でもう諦めようとは思っています。いつまで隠し通せるか、もはや自分との戦いですねこれは。

 

 

ここまで読むと、私のちょっとおかしな生態がよくわかっていただけたかと思います。

ほとんどの人には共感できない内容だったかと思いますが、もしも、万が一、いや億が一、私もその気持ちわかるよ!って方がいらっしゃったら凄く凄く嬉しいです。

 

てかこのブログを知り合いに読まれたら私のことだとバレちゃうんじゃないかなぁ…Twitterも特定されて終わりなのでは…詰めが甘いかしら…

 

 

まぁいっか!流石にこんなの読まないでしょう!バレたらその時考えよう!(偏差値1)

 

 

 

終わり方考えてなかったので、最後に1発ぶちかまします!

 

 

 

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手越くん超かわいいよ〜〜〜〜!よっ大天使〜〜!!銀河一愛してる〜‪( ◜௰◝ )‬♡♡

 

 

以上です。